伊東・赤沢の古民家ギャラリー「AAAA(ヱーヨン)」(伊東市赤沢)で10月9日~11月9日にかけて、3つの企画展が順次開催される。主催はギャラリーと活版印刷工房を営む小林江美さん。
第1弾「hanaとゆかいな仲間たち」は10月9日~11日の3日間。染色家の故・柚木沙弥郎さんの孫の姉妹が手がけるお菓子と本と雑貨の店「hana」(千葉県市川市)による展示販売会。沙弥郎さんが伊東市川奈に別荘を構えていた縁から実現した展示で、沙弥郎さんがデザインしたオリジナルボックスや手作りクッキーを販売。グラフィック原画やクッキー箱の原画も展示する。
「pikupoku(ピクポク)」「花君堂(はなきみどう)」「CRAFT SPACE わ」「齋藤十郎」「kocari(コカリ)」も作品を販売。10月10日には、齋藤十郎さんによる「象嵌(ぞうがん)のワークショップ」(6,000円・要予約)を予定する。
第2弾「kocari『インドの手』」は10月16日~25日の10日間。インドの手仕事を発信するブランド「kocari(コカリ)」の展示販売会となる。カンタ刺しゅうや手織りのカディコットン、木版プリントなど、インドの職人たちの手仕事による洋服やストールを展示販売する。
第3弾「遊牧民のキリム・絨毯と麻の服」は11月1日~9日の9日間。会場では、西アジアの遊牧民が織り上げた部族じゅうたんの「トライバルラグ」や、キリムのコレクターである酒井忠宣さんによる「T's STUDIO」の放出品、下田市在住の染色・服飾作家・山本ユキさんによる「morpho(モルフォ)」の天然素材の洋服や帽子を、同時に展示販売する。
14年前に横浜から移住した小林さんは、1931(昭和6)年築の古民家で、同ギャラリーと活版印刷工房を営む。古民家の風情を生かした空間でさまざまな表現を続けてきたという。
小林さんは「柚木沙弥郎さんの家族や友人との温かいご縁から生まれた、大変貴重な展示。訪れる方々に、伊豆にゆかりある手仕事の魅力を五感で感じてほしい。活版印刷という技術も知っていただけたら」と話す。
開催時間は11時~16時(第2弾は17時まで)。入場無料。