伊東市川奈の魅力を発信し地域活性化を目指す市民有志団体「川奈いるか隊」が立ち上がり、7月20日に第1回の会議が開催された。地元出身の若い世代を中心に、地元に長く住む住民も加わった約40人が参加している。団体名の由来は、「いるか」の歴史から付いた「川奈いるか浜公園」から取ったとのこと。
同団体は、「川奈の海や小道を生かした観光地作り」を掲げ、「地域住民と訪れる人が交流できる場をつくること」を目的に活動する。川奈の良いところを発信することで、「移住者が増え、かつて川奈を離れた人たちが戻ってくるきっかけをつくりたい」という思いが活動の原点にあるという。活動の第一歩として、9月22日にフリーマーケットや出店ブースを設けたマルシェを開催する予定で、現在出店者を募集しているという。
川奈は近年、高齢化が進み子どもが少なくなった。若い世代が外へ移住し戻ってこないことで空き家も増え、かつてのにぎわいが失われつつあるという。こうした現状を変えようと、地元出身の若い世代が立ち上がった。
共同代表を務めるのは、2年前に薬屋兼カフェ「いるかっち」(川奈)を開いた加藤裕明さんと、2年半前に体験型浜辺カフェ「焚(た)き火珈琲(コーヒー)」(川奈)を開いた菊地加恵さん。いずれも幼い頃から縁のある地として川奈に親しんできた。
同団体代表の加藤さんは「川奈の素晴らしい海や小道の魅力を広く伝え、地域に人が集まるきっかけを作っていきたい。川奈を出ていった人たちにもまた戻ってきてほしい」と話す。