奏の森リゾート「和食 遥(ハルカ)」(伊東市十足)で7月16日、伊東市の新ご当地グルメ「キンメの極(きわみ)」のお披露目会が開催された。報道関係者や関係事業者ら約50人が出席し、市内7つの事業者が開発した新メニューが披露された。
「キンメの極」は、伊豆半島を代表する食材「キンメダイ」を活用し、「ぐり茶」「ニューサマーオレンジ」「ワサビ」という3つの伊東の恵みを組み合わせた新たなご当地グルメ。取り扱い施設は、「食事処あかざわ」「オーベルジュ花季(ハナゴヨミ)」「grandvert(グランベール)伊豆」「奏の森リゾート」「scent(セント)」「田中屋製麺所」「山之辺の宿 桜舞(オウブ)」の7店・施設で、それぞれが独自のアレンジを加えたメニューを提供する。
伊豆半島は「海鮮グルメの産地」として知られる一方、観光エリアとして競合する地域との差別化が課題となっていた。伊東市は2025年度、観光誘客の新たなコンテンツとして食の開発に着手。どこでも同じ海鮮料理にとどまらず、「ぐり茶」「ニューサマーオレンジ」「ワサビ」といった伊東ならではの食材をキンメダイとかけ合わせることで、伊東らしさを打ち出した。複数の事業者が参加し、バリエーション豊かなメニューをそろえる形で展開することで、食を中心とした観光PRにつなげる狙いがある。
杉本憲也市長は「『キンメの極』という名前を聞いたら伊東市を思い浮かべてもらえるよう育てていきたい。まだまだ伸び代があるグルメだと感じている」と話す。