伊東青年会議所(JC)が6月20日、森と海の体験事業「morito umito」をオレンジビーチ(伊東市湯川)と青少年キャンプ場(池)で開いた。小学4年生~中学3年生とその保護者が参加し、地引き網やまき割り、竹細工など森と海の自然に触れた。
当日は雨天での実施となったが、参加した子どもたちは地引き網体験に取り組み、魚が引き上げられると歓声が上がった。併せて、スウェーデントーチ作りや自然の竹を使った串、箸作りなどのプログラムも行い、夕方にはキャンプファイアで一日を締めくくった。
地引き網で捕れた魚は、自然のものを使っておこした火で焼いて味わった。竹を使ってご飯を炊く体験も行われ、火や刃物を扱う機会が少なくなった現代の子どもたちが、物が不足した際の代用や調達の工夫を学ぶ機会となった。
「地域社会のさまざまなものに青少年が触れ合い、豊かな心を育むことを目的に企画された」という同事業。「森と海は伊東の自然を代表する魅力であり、地元へのアイデンティティーを持ってほしい」との思いを込める。「自然に触れる機会が減っている近年の状況を補う機会にしたいという狙いもあった」とも。
同会議所の坂本隆輔理事長は「雨の中であっても子どもたちのエネルギーはすごく、地引き網や自然体験に真剣に取り組む姿が輝いて見えた。こうした体験は今後の防災にも生きると感じている」と振り返る。