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伊東・奥野ダムで年に一度の一般開放 ダム底探検や木工体験も

木工体験を行う子ども

木工体験を行う子ども

 伊東の奥野ダム(伊東市鎌田)で7月29日、「1日開放デー」が開催された。主催は静岡県と伊東市。普段は公開されていないダム施設を一般開放するイベントで、今年で35回目を迎えた。当日は366人が訪れ、スタンプラリーや木工体験を楽しむ子どもでにぎわった。

開会式前に集まる観光客

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 メインは約700段の階段を踏破してダム底のトンネルを探検する「ダム底アドベンチャー」で、普段は立ち入ることのできない施設内部を見学した。このほか、「施設見学クイズ&スタンプラリー」「木工教室」「測量機器観測体験」「VR体験」なども行った。ダム周辺で採取した竹を加工した竹炭の無料配布やキッチンカーの出店もあったほか、今年は「仮装・コスプレ」を楽しめるコーナーも新たに設けた。

 同所は1958(昭和33)年の狩野川台風による被害をきっかけに整備が計画され、1968(昭和43)年に工事が始まり、1989(平成元)年に完成したロックフィルダム。岩石や土を積み上げて造られたダムで、高さ63メートル、長さ323メートルあり、伊豆半島で唯一の本格的なロックフィルダムとされている。伊東大川の洪水防止や川の水量確保、伊東市の水道用水の確保を目的としており、ダムによって生まれた湖は「松川湖」と呼ばれ、周辺には公園や遊歩道も整備されている。

 静岡県熱海土木事務所の西原宏昌所長は「普段は開放していない箇所を見ていただくことでダムに関心を持っていただき、『水の大切さ』というものを知っていただきたい」と話す。

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