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伊東「按針祭」に向け太鼓練習 石巻太鼓保存会との初共演目指す

「雄勝町伊達の黒船太鼓保存会」伊東支部のメンバー

「雄勝町伊達の黒船太鼓保存会」伊東支部のメンバー

 「雄勝町伊達の黒船太鼓保存会」伊東支部の練習が7月30日、伊東の八幡野コミュニティセンター(伊東市八幡野)で行われた。8月9日の按針祭「太鼓合戦」での石巻のメンバーとの初共演に向け、伊東市の有志4人が練習を重ねた。

太鼓の練習をするメンバー

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 伊東支部のステージに立つのは大川光浩さん、大川浩輝さん、前野悦子さん、藍原壮太さんの4人。伊東には練習用の太鼓がないため、仕事の合間に雑誌を太鼓に見立ててたたき、2年間、リズムを体に刻み込んできた。伊東に移住してきた藍原さんはこの交流の取り組みに感銘を受けて会に入会し、今回が初舞台となる。8月9日当日は石巻から8人のメンバーが来伊し、保存会の会長・副会長も参加する予定。

 2011(平成23)年の東日本大震災で全ての太鼓を失い解散の危機に陥った「雄勝町伊達の黒船太鼓保存会」は、同年8月9日の「按針祭太鼓合戦」への出演をきっかけに復活を決意し、以来、毎年伊東へ通い続けてきた。行政の補助金が終了した後も「伊東への恩返し」という思いで12年以上訪問を続ける保存会の姿に動かされた伊東市民が伊東支部を結成し、按針祭80回目という節目の年に初めて同じステージに立つことになる。

 共同発起人の大川さんは「震災から15年で継続することが難しい時期に差し掛かっているが、若い世代がこの交流に加わることで将来に継続できる可能性が生まれている」と期待を寄せる。

 「按針祭太鼓合戦」は8月9日、なぎさ公園(東松原町)で開催。時間は18時~20時50分。

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